【Unity】【Quest2】OculusQuest2でURPしてみた

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今更なご報告ですが、Quest2買っちゃいました♪
後ろのワンコは愛犬の日向です。溺愛してます。溺愛しすぎてウザがられてます。

 

開発環境

  • Unity 2019.4.8f1
  • Oculus Integration 20.1
  • Japanese Apartment 1.0

ことの始まり

いつもお世話になっているUnity AssetStoreまとめさんで、下のような記事があったんです。

www.asset-sale.net

 

気づいたのが、セール最終日!しかも欲しかったアセットが目白押し・・。
こりゃもう買うっきゃ無い。いつ買うの?今でしょ!(古っ)

ってことで、即ポチしちゃいまして。
どうしても欲しかったアセットというのが、コチラ。

assetstore.unity.com

いいじゃん、オシャレな家の中にVRで入ってみたかったんだよ・・・。

 

早速中に入ってみる

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Quest2です。1より一回り小さい&画質がキレイ。
beat saberやりすぎて、シリコンカバーが到着する前に汗臭くなりそう。
キズナアイちゃんアプリは、ゲームよりも動画鑑賞をぜひ。

Oculus Integrationを入れたUnityプロジェクトに先程のアセットを入れてビルドします。
apkが出来上がったらQuest2にインストールして、実行!

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玄関先

 

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トイレ

 

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洗面所

 

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リビング

うーん・・・。
なんか、期待していたようなゴージャス感を感じられない。。
まぁね、アセットの紹介動画はモバイルで動かしてないだろうし、いろんな演出も入ってるんだろうし。
でもなんだろう?もうちょっとゴージャスになってもいいんじゃない?

URPをやってみよう

URPでプロジェクトを作成する

そこで、最近流行りのURP(Universal Render Pipeline)にチャレンジしてみました!

developers.wonderpla.net

URPを使うと従来よりも画質が向上し、負荷も軽減されるんだとかナントカカントカ。
詳しい仕組みはさっぱりわからんが、ようはゴージャス感をもうちょっと感じられるようになる!かも知れない!! 

ということで、早速プロジェクトをURPで作り直し。
あとから知ったのですが、PackageManagerを使うと既存のプロジェクトにURP適応ができるらしい。知らんかった〜。 

マテリアルを変更する

URP対応じゃないアセットを使うと、Materialがピンクになってしまうことがあります。これはシェーダーがURPに対応していないためです。
でも、心配することなかれ!
Edit > Render Pipeline > Universal Render Pipeline > Upgrade Project(またはSelected)Materials to UniversalRP Materialsを使えば、Unity側で変更してくれます。

準備ができたら、ビルドしてQuest2にインストールします。今度こそゴー☆ジャスな部屋の中に入れるはず!??

 

部屋の中に入ってみる(URP版)

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なんかゴー☆ジャスになった!気がする!(でもよくわからない・・・)
並べて比較してみます。左:ノーマル/右:URPです。

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おお!なんか違う!光が柔らかい感じがする。

 

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トイレも明るい!!そしてなんとなく、便器がキレイに見えるw

 

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電気が圧倒的に明るい。Bloom入れてないのに。

 

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影がやわらかい感じがしますね。境界がぼやけてるというか。

 

URP+Bloomさせてみる

PostProcess入れてないんですが、光がBloomしてるっぽく見えますね。負荷になるので、VRにPostProcessは向かない(VR専用のFastタイプもあります)のですが、URPならばあまり負荷にならないんだとか。それならば、PostProcessさせたくなるってもんです!

 

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比較するためと思ってIntensityを強めにしたのですが、強すぎた(汗
トイレなんか黄金になっちゃってます。が、Bloomなし版よりも全体的にやわらかい印象を受けます。

 

Bloom入れたバージョンと入れないバージョンを比較してみましょう。
左:URP/右:URP+Bloomです。

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おお、やっぱりBloom入ると違う!さらに光が柔らかい感じがします。

 

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黄金のトイレ・・・光り輝いてるよ・・・

 

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こちらも(略

 

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枕元の明かりは強すぎないほうが良いですよね。影もさらに柔らかい印象です。

 

結論

  1. ビジュアルの向上を目指すなら、URPを検討しよう
  2. URPはプロジェクト作成時に選択するが、PackageManagerを使えばあとからでも適応できる(未検証)
  3. 調子に乗ってIntensityを強くしすぎると、眩しくて寝られない部屋が出来上がる