【VR】【Unity】Oculus Questアプリをビルドする

つつつ、ついに買っちゃいました!
Oculus Quest!!!
PSVRを持っているので、Oculusを買うことは無いかなと思っていたのですが
開発に使うってことで(言い訳?)。

ということで今回は、UnityでOculus Quest用にビルドする方法を備忘録として載せておきます。

Unityのバージョンを確認する

これ、めっちゃ大事。
ぶっちゃけ自分、これのせいで半日無駄にしました(涙)

developer.oculus.com

上記ページに書かれているのですが、推奨されているUnityのバージョンは以下となっております。

  • 2017.4 LTS
  • 2018.4 LTS
  • 2019.1.2f1

そう、私はちょうどこの時、Unityのバージョンをアップグレードしたばかりだったのです!!(2019.2.0f1)
これのせいで、ビルドが失敗していたものと思われます。
なお、2019.1.2でビルドしたら成功するようになりました。

Oculus Integrationをインポートする

assetstore.unity.com

お次に、任意のUnityプロジェクト を作成して、Oculus Integrationをインポートします。そうすると、諸々必要なコンポーネントと共に、たくさんのサンプルシーンもインポートされます。今回はその中から、Assets>Oculus>AampleFramework>Usage>DistanceGrabを開きます。

Unityプロジェクトの設定を変更する

あとはおなじみ、Android向けの設定をプロジェクトに施します。

  1. Build Settings>platformでAndroidを選択し、Switch Platformボタンを押す
  2. Player Settings>Company NameとProduct Nameを任意のものに変更します。
  3. Player Settings>XR SettingsのVirtual Reality Supportedにチェックを入れ、Virtual Reality SDKsの+ボタンからOculusを選択します。
  4. Player Settings>Other Settings>Identification>Minimum API Levelを19~にする。
  5. ヒエラルキビュー上のOVRPlayerController>OVR CameraRigのインスペクタで、OVR Manager>Target DevicesのElement 0をQuestに変更する。
  6. Player Settings>Other Settings>Identification>Package Nameを設定する。
  7. Player Settings>Other Settings>Rendering>Graphics APIsからVulkanを削除する。これを削除しないと、ビルド時にエラーとなります。

Oculus Questを開発者モードに変更する

Oculus Questを接続したOculusアプリの設定からその他の設定>開発者モードを開き、開発者モードをONにします。その際、団体登録を促されますので、登録しましょう。

次に、Oculus QuestをPC(Windows10)に接続します。Oculus側に接続受け入れ許可を聞くダイアログが表示されますので、許可します。

うまく進まないな?と思ったら、Oculus Questを再起動してみます。私もどこかのタイミングで再起動しました(詳細失念・・・)。

ビルドしてOculus Questにapkをインストールする

Build And Runでも、ビルド後にadb installコマンドでもOKです。前者の場合、自動的に実行されています。後者の場合、Oculusのライブラリ>提供者不明のアプリ内から起動します。

結論

  1. Windows10!Unityは2017.4/2018.4/2019.1.2!これ大事!!(実はWindowsでもハマっていたのは内緒だ)
  2. Oculusの提供しているアセットがあるので、それを使う
  3. Oculus Questを開発者モードにする
  4. HMDをかぶる時は、机の上を片付けよう。特に飲み物類!

 

 

↑↑↑ ぜひ遊んでみてください!↑↑↑